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MORIYAMA

令和7年度 活動報告report

7月8日(火) SDGS学級第2回「日帰り研修」  参加者39名

第2回目となるSDGS学級は女性県政バスを利用した日帰り研修を行いました。
山中の「山中漆器産業技術センター」を見学し、昼食をはさんで「石川県消防学校」を見学という行程になります。

午前9時、公民館を出発。



1時間半ほどで最初の目的地「山中漆器産業技術センター」に到着。

中に入るとロビーには研修生の皆さんの作品がずらりと並んでいました。


ここは「挽物轆轤(ろくろ)技術」の取得と後継者育成のための施設です。
同じ漆器でも、輪島塗と違ってより木目を生かした漆器が山中漆器です。         



最初に、施設の担当の方から山中漆器についての説明をお聞きしました。


その後、実際に研修生の方が轆轤で木を削っている現場にも案内してもらいました。
木を削る刃物はホームセンターには売っていないので、自分たちで作っているそうです!


 

見事な手つきと初めて見る光景に私たちも驚かされました。
全国で唯一技術を学べる施設という事で、研修生の皆さんは日本全国いろいろな地域から参加されているそうです。研修期間は4年間。


  

その他、蒔絵の現場も見学させていただきました。
木地師の技術の素晴らしさや研修センターの意義を学び大変勉強になりました。




続いて昼食場所の「料亭山ぎしI」さんへお邪魔しました。

美味しいお料理とおしゃべりで、のんびりとランチタイムを楽しみました♪


続いて向かったのは、石川県消防学校です。
能登半島地震発生以降、県政学習バスの目的地に設定される団体が多いそうです。

 

最初に入校式があって、校長先生からご挨拶がありました。
何十年かぶりの学生気分が味わえました♪


この後、地震体験と消火器の取扱方法を教えてしていただきます。



地震体験では、能登半島地震と同じ震度7を体験しました。

手すりにつかまっていても体が浮きあがる凄まじい揺れです。


この揺れの中では何もできないと思いましたが、この経験をしたことにより「タンスの前で寝ないようにしよう」「家具を固定しよう」「ガラスの飛散防止をしよう」などといった防災対策をこれからしていっていただければと副校長先生が仰っていました。


続いて初期消火のための消火器訓練も行いました。


消火器で消せるのは、炎が天井に到達するまでである事

消火器の噴射は15秒くらいしか出来ないことを教えて頂きました。




最後に退校式をして消防学校での体験を終えました。
暑さが厳しい日でしたが、たくさんの学びがあった一日でした。



森山公民館

〒920-0843
石川県金沢市森山2-11-13

TEL:076-252-6873
FAX:076-252-6891
休館日:毎週土・日曜日、祝日

お問合せ
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