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Somekawa & vafirs

「ド主婦のニーリフト〜地元いしかわの温泉〜」

端野優子

なんの因果か・・・・愉快なメラニン兄さんことヤミヨのカラス氏の大爆笑のお話の後にバトンがまわってきて過剰にプレッシャーを感じております。 そして、またまた兄さんのコバンザメ(ほんとは甚平鮫)になります!(言い切るな!)

独断と偏見でコメントを載せていきます!
県内の方には(・・・・・なんや・・・・・)の内容になるかもしれませんがよかったらお付き合い願います。

まずは街中の温泉というネタではじめます。
真冬、冷えて仕方のない時はマイふるさと地域金沢市兼六中学校区の「兼六温泉」に行きます。
産前産後の冷えや、クーラーで疲れた女性にもお勧めです。いつも年配の方から若い方まで常連サンが同じ時間帯にいらっしゃいます。 まるで常連さんたちがシフトを決めて通っているような見事な棲み分けがなされています。 入れ替わりで顔見知りであろうおばあちゃんたちが小さな露天風呂でおだやかに世間話をしています。多分、リピーター率高し! です。(そうです。わかりやすいネーミングです。暁町バス停から近く兼六園から車で五分くらいです。)

春先、足首が痛かったり、肌がなんだか痒いなぁ・・・・膝も腰も痛いしというときは、運転が上手い人と 「金沢の奥座敷 名湯 湯涌温泉郷」へ行く道の途中にある「七曲温泉」に行きます。(曲水の湯)間違っても 「太陽にほえろ!」マニアの砦ではありません。
温泉を飲むとしょっぱめなのですが、なんだかまた飲みたくなる不思議さがあります。 ここは山間部なので露天風呂からの眺めは田舎の風景そのものでなんだかいつも懐かしい気持ちに包まれます。

春休みになると近畿地方に住む親戚たちは金沢にくると真っ先にここに行きます。運転がヘタな私は地元民のくせに、 七曲に行くときはいつもいとこのねぇちゃんに運転してもらっています。親戚たちは普段都会では堪能できない魚介類 やこちらの野菜や、百歳近い祖母の笑顔を堪能して帰って行きます。

ますます庶民な内容が炸裂するのですが、海開きの頃にはオニギリやら食料持参で増穂ヶ浦へ車で向かい、たっぷり海水浴を楽しんでから、 夕方くらいに(カップルタイムが始まる前に♪)海岸から車ですぐの旧、富来町(現・志賀町)の「町営温泉」に行きます。
入り口に水道があるのでサンダルのまま、砂を落としてから玄関に入れるので便利です。露天風呂はないですが、 無味無臭なのにしっとりする湯質が好きです。のんびりと浸かり、さっぱりして再び温泉施設の表に出れば目の前の真夏の田んぼの匂いや、 海からの風がとても気持ちいいです。金沢に帰りたくないなぁ・・・・とさえ思います。

リッチな方からすれば、わずか数百円かもしれません。確かに温泉はゆったりと泊まって何回も入ってナンボだと思います。
だけど平日のバイト帰りに半身浴に行く「金城温泉」(赤土町交差点)や会員なので「三時間券」をタダでくれるタオルがいらない 「ルネス金沢」の高柳温泉や いろいろ楽しめてジェットバスで元気になれる野々市の「極楽湯」があるから中年の右ひざもかるくなり、 明日も闘おう!もう、めげない・・・・と思えます。

温泉のおかけで今日もヘビー級の配偶者にジャンピング・ニーリフトをお見舞いできる毎日です。

<ロブロイストの日々>  毎・月始め更新いたします。