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(C)2003
Somekawa & vafirs

究極のマティニ

 たまにはカクテルなど如何でしょうか。 それも王道といいますか、マティニに致しましょうか。

マティニというと、ジンにベルモット、オレンジ・ビターにレモンピール、 最後にオリーブを添えるカクテルですが、 基本はジンとベルモットです。
僕がこの道に入った頃は、ジンとベルモットの比率は2対1でした。 それがだんだんドライな方向へいき、今では10対1どころか 20対1というのもあります。 (どうやって量るんだという気もしないでもありませんが・・・                         まあ、よいとしよう)

 ところがです。これからです。 マティニで有名な話というと、かのヘミングウェイは両方のポケットに ジンとベルモットを入れ、交互に口に入れマティニにして飲んでいた という話です。(やりますね〜)

またチャーチル主相は、目の前にベルモットのふたを開け、香りだけ を嗅ぎながらジンのストレートを飲んでいたそうです。 (これもなかなかじゃあありませんか)

しかし我がロブロイでは、そんなことはまだまだ生ぬるいということで ベルモットのキャップは閉じたまま、ラベルを見ながら味と香りを 想像しながらジンスト(ジンのストレート)を飲むのです。それも慣 れるにしたがって、ラベルを見せる時間が少なくなってきます。 最後は、さっと瞬間見せるだけです。

 さらに進むと、ベルモットすら出しません。これはべつに出すのが めんどくさいからではなく、皆様に一流のバーテンダーになってほし いからです。「何でわしらがバーテンダーにならにゃあいかんのじゃ」 という疑問も湧くかとは思いますが、深く考えないようにしましょう。 話の流れですから。

 ここで、ふと疑問を感じる方もおられると思います。 料金はどうなるのだ、と。
たしかにマティニは注文したが、物理的に飲んでいるのはジンの ストレートになるわけですから・・・。

しかし僕の方としては、マティニという、もはや僕のオリジナルとも いうべきカクテルをお出ししているわけですから、当然マティニとして の料金になります。

ちなみにジンストだと500円、マティニだと1200円になります。  さて本題に戻ると致しまして、我がロブロイはこのぐらいではまだ 満足しません。
ジンストをマティニとして飲めるようになると、いよいよジンそのものに 入ります。

もうそろそろお解かりだと思いますが、次はジンのボトルをキャップ を閉じたまま前に置き、ベルモットを想像しながら飲みます(?) そして最後はもちろんお察しの通り、ジンも出しません。

しつこいようですが、料金は変わりません。変わらないどころか、 ここまでくると、もはや
超ウルトラ・スーパー・ロブロイスペシャル・オリジナルカクテルになり ますので、プレミアム料金を頂きたいくらいです。

 ここでふと、又疑問を感じられる方も出てくると思います。
ジンもベルモットもないのだから、何もわざわざロブロイで飲まなく てもいいのではないかと。ウチで飲めばいいじゃないかと。

 ところがです。
超ウルトラ・スーパー・ロブロイスペシャル・オリジナルカクテルです から、どこで飲もうと一種の著作物に当たりますので、その代価を 支払わなければなりません。

 そこで、どこでも飲めますように、専用銀行口座を設けましたので ここにお知らせいたします。

バッカス銀行 日本支店 金沢出張所
口座番号 0123ー456789
ロブロイ マルティニ係 染川 まで

 御入金の程よろしくお願い致します。

 いくら飲みすぎても、悪酔い、宿酔いには絶対になりません。

<主のひとり言>  毎・月半ば更新いたします。