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四酷ツーリング 2004 

 先ずは、ロングの準備ってことで、先ずコンテナボックスをバージョン2からバージョン3に換装し容
量を大幅アップ。 
             
 それから、渋滞対策の給水システム・・・・・・って、ペットボトルケースとシリコンチューブに穴を開け
たキャップを用意 するだけだが(w 
 半分シャレで作ったのですが、これが結構、後々役に立った。


<1日目> 
  0800時出発、金沢西〜鯖江までを北陸自動車道、鯖江〜武生間はR8(この区間は気持ち良い)を走り、R365へまだ時間が早いので順調に進む。

 余呉湖付近で「山菜祭り」ののぼりが目に入った ので寄り道をする。 
  余呉湖々畔のこじんまりとした地元の朝市風な 祭り会場。 
  山菜や地元特産品の他、ダチョウの焼き鳥など もあった(実は特産品なのかも)。 
 天麩羅はワカサギ5、6匹と山菜が入って100 円という安さ。お味は・・・まぁ、100円なので多くは 望まないように(苦笑)。 

 先行しているKOBAの情報で、渋滞が酷くなってきているとの事だったので、あわてて米原から高速に乗り込む。 
 京都付近から所々で渋滞が始まり、神戸付近ではもう繋がりっぱなし・・・・・・。気温はどんどん上がるし、皮パンの中は熱がこもるし・・・・・・例の給水システムがなかったら脱水症状起こしていた所だ、いやまじで。

 R2に入ると渋滞はさらに酷く、予約していた西明 石駅前のビジネスホテルへ入ったのは1600時 頃。 
 KOBA及びH氏と合流し、「明石と言えば明石焼き」とい う何の捻りもない判断で、明石焼きを食べに行く。 
 かなり腹が減っていたので、おでんとたこめしの 付いた「明石焼きセットを注文」

 で、これが明石焼きといふものである。 
 要するに、ダシに入ったたこ焼きみたいなもの で、たこ焼きよりあっさりした味。 

 なお、ダシに漬かっている所為で、たこ焼き以上 に熱量を保持しているので、うかつに口にほおり込 むのは厳禁である。 
 

<2日目> 
 「2日目は移動距離もたいしたことないから、0900時出発でいいよな」なんて話になっていたのだ
が、これが大失敗。 
 明石海峡大橋で淡路島へ向かうと、橋の中程から既に渋滞。淡路島は高 速で一気に抜けるが、
鳴門海峡大橋付近ではまた渋滞。料金所前はさらに大渋滞で、インターチェンジ も渋滞していた。


  既に時刻は1130時を過ぎ、「讃岐うどん喰いまくるぜ」と朝食を抜いた身体は激しく空腹を訴えるので早速入った。外観はごく普通のうどん屋で、セルフではありません(おにぎりとおでんはセルフ)。 

  「どれが一番さぬきうどんっぽいのか」などと店 の女の子に聞いたら丁寧かつきびきびと説明して くれました。なかなか可愛い娘だったね(笑)。 
  お嬢さんオススメの肉うどんを注文。汁は別に付 いていて後からかけます。甘く煮付けた肉と生姜と 出汁が相まって、渋滞で疲れた身体に激ウマー。 
  KOBAには「それじゃぁ肉と出汁の味が混ざって、うど んの食べ比べにならんだろう」とかつっこまれた が、美味かったんだからまぁ良い。
 


「次は製麺所のセルフで食べるとこにしよう」と いうことで、通常のお店はパスしながら進み、よう やく「製麺所でセルフ」な店を発見するが、そこは 「定休日」。
 結局のところ、セルフのお店って のは「地元の人のため」であって、観光客用ではな く、日曜……ましてGW真っ只中に営業している訳 は無かったのですねぇ。


  仕方が無いので、もう1軒普通の店に入る。 
  かけうどん150円と安く、麺もなかなかコシが あって美味かったです。 
 店の女の子もなかなか元気で可愛かったし(結 局それかい(笑))。

 その後、渋滞が酷くなった為、やむを得ず高速にて西条市へ直行し、夜はホテルの近くに美味い炉端焼きの店があると聞いていたのだけど……こちらも日曜なので休み(泣)。  

<3日目>
 天気予報は曇りのち雨、今晩には高知港のフェリーで大阪に向かうことになります。 
 二輪と四輪の併走は無理があるのではないかと言うことで、今日は集合場所だけを高知のフェリー
乗り場と決めて、別々に動くことにしました。 
 雨が降り出す前に距離を稼ぎたかったので、自分は0615時に出発。(お陰でホテルの朝食サービ
ス喰えず) 
 R194の入り口まで来た所、橋の向こうから、自分と同じく荷物満載のオフ車が2台「今日は大変そ
うだけど、お互い頑張ろうな」てな感じでピースサインをくれました。 
 それに気を良くして(単純)山道を高知方面へ駆け上るが、いくらも走らないうちに早くも雨がぱらつ
いてきました。 
 雨脚はどんどんに強くなり、ダート経由の四国カルストへのルートは断念。 
 高知側に入れば天気が好転するかもと期待しながら走るが、長〜いトンネルを抜けたその先は更
なる大雨(泣)。 






 半ば意地になって、大雨の中をとにかく黙々と走 って距離を稼ぎ、しばし悩んだものの、舗装路だけ ならとカルスト〜四万十川方面へ向かうことにす る。 
 この四万十源流〜四国カルスト方面への道は、 やたらと自分のような荷物満載のオフ車ツアラー の姿を見かけます。ほとんどがソロライダーで、お まけに皆がピースサインをくれるものだから、なん だか非常に良い気分です。 

 そうしてなんとか「四万十川源流」へ向かう枝道 (北側)前まで到着したのだが……道はもちろん ダートで見通し悪く、片側は谷、もう片側は生い茂 った草がただでさえ狭い道幅を侵食しています。 
 雨は一向に止む気配もなく視界は最悪、ここ数 年まともにオフ走行していないヘタレオフローダ ーの自分にはちょっと厳しい状況なので、四万十 川源流は諦めて四国カルストへ向かう。 

 道はさらに細くなり、車同士はおろか、バイクと車が交差するのにも気を使うような九十九折れの山道を登って行きます。この辺はこんな細くて荒れた道ばかりで、おまけにダートも多いのでオフ車が我が物顔で走り回っています。オフ車乗りが皆四国に来たがる気持ちが良く分かりました。 

 この辺は道の駅もコンビにも無いので、生理現象によりカルスト頭頂部到達の直前で山中に分け入り事に及ぶ。そこは明らかに平地とは異なる植層で、さらに足元に剥き出した石灰岩の白い岩肌など、カルスト台地の自然をこの身に感じました(大笑)。 
 細い山道を登りきり、ついにカルスト台地の風景を・・・・・・と、思っていたのに、これがまた、大雨のせいで視界は最悪、カルストらしい景色は何も見えません(泣)。 

 R197を東進し「道の駅布施ヶ坂」にてアマゴの 塩焼きと地鶏の串焼きを喰いました。疲れた身体 に塩味の効いたアマゴは最高。 

  県道19号を南下、この道は四万十川流域の東 端にあたり、ちゃんと沈下橋などもあって、一応は 四万十川を走ったことになりますかね。 

 R56を経て高知市内のフェリー乗り場へ・・・・・・か なりオンボロですね(笑)。 
  まだ出航には時間があったので、市内で土佐焼 酎を物色、ファミレスで腹を満たした後にフェリーへ 搭乗。 
 搭乗口にはスクーターからリッターバイクまで数 十台の二輪車が集まり、船倉に入るとエンジン音 が反響してもの凄く五月蠅いです。おまけに、他 のライダーが見ている中、一台ずつ濡れた鉄板 の坂を上らなければいけないので、結構緊張… …うっかりコケたりしたらいい笑い者だ。 
 さらば四国よ、また来るからな〜。今度は、もう少し計画的に(苦笑)。 

<4日目> 
 寝ている間に大阪港へ到着したが、やはり雨は 上がりません。 
  さっさと高速に乗って北陸へ帰ってしまおうとフェ リー乗り場を出たものの……いかん、イキナリ道 に迷った(汗)。 
  高架の自動車専用道路が延々と分岐を繰り返しながら続いているので、分岐 点でバイクを停めて地図の確認ができず、気付いたら何故か和歌 山方向へ(大汗)。 
  雨は降り続き、米原を過ぎた辺りからさらに酷くなってきたので高速を降り、往路同様にR365〜
R8のルートへ。 
  途中、自分同様ずぶ濡れで帰路に着くバイクと何台もすれ違い、ピースサインを交換しました。や
はり、こういうシンドイ状況で走っていると、お互い自然に合い挨拶できるものらしいですね。 
  今回のツーリングでは、景色やら食い物に関してはイマイチ感が否めなかったものの、嫌と言うほ
ど走りまくりましたので、シェルパとのシンクロ率も上がったような気がする。 
 だもんで、珍しく、帰って早々に高圧スプレーでシェルパを綺麗にしましたとさ。 


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「おねツイ」探訪ツーリング 2004


 2003年夏にWOWWOWのノンスクランブル枠にて放送されたアニメ「おねがい☆ツインズ」。 
 これは、前作の「おねがい☆ティチャー」同様に実在の土地を舞台に作られており、そのロケ地で
ある長野県の木崎湖を訪れるファンは今でも多いとのこと。 
 自分は自他ともに認めるアニメヲタクであり、このアニメは非常に気に入っていることから、新車購
入後の最初のロングツーリンク先として、この地を選びました(笑)。 
 なお、今回のネタは、「おねツイ」又は「おねてぃ」を観たことのない人間には全く何のことだかわか
らないと思われますが、解説してると話が長くなるので割愛します・・・・・・つーか、観てください、結
構真面目で良い作品なので(笑) 
  公式HP → http://www.please-please.jp/one2/index.html 

 7月18日(日)曇天、0645時に出発。 
 R8をひたすら東進し、9時過ぎに親不知の手前のドライブインで朝食、既にかなり暑い。 
 糸魚川よりR148を北上、延々トンネルとスノーシェードが続くので日差しが当らず涼しいのは良い
が、狭いし路面状態は良くないし、なにより観光バスなどを追い越せないのは邪魔である。 
 長野に入り白馬辺りまで来るとようやく涼しくなり、景色も高原という感じになる。白馬の町中を過
ぎ、青木湖を越えると……木崎湖キター。 
 あー、なんか山の稜線とか激しく見覚えがあるような気が。
 直ぐに海ノ口駅及びOPの踏み切りがあったが、小さいので行き過ぎてしまう(笑)。 
 ターンしようと一旦路肩に停めると、そこはコンビニYショップ・・・つまり縁川商店。中に入ると設定どおり、テーブルとカウンターがあって、地元の人がソバ喰ってました(笑)。

 店内にはポスターやポストカードがあちこちに・・・レジ上の棚には「おねてぃ」のムック本が飾ってあるし(笑)。ただし売り物では無いようです。
 とりあえず、おやきを買って海ノ口駅へ、先ず裏 に回ってみたところ、ちょうど12話でみずほ先生 たちが覗きをしていた位置(笑)に出ました。 

 なるほど確かに、ここはアンブッシュに最適です な。他の巡礼者がホームで写真撮ったりしている 様子がよく見えます。 
 正面に回って駅構内(ってほど広くないが)を撮 影。静かで景色も良くなかなか気持ちよい場所だ。



 昼も過ぎたので「まりえカレー」のある星湖亭 へ。隣接する公園にはOPのベンチ、滑り台、ブラ ンコが、湖岸にはスワンボートの桟橋もある。 
 思った以上にこじんまりして、まったりとした雰囲 気。 

 星湖亭に入ると明らかに同胞と思しき面々が・・・ しかも皆カレーを喰ってます(笑)。 
 自分も負けずに店中に聞こえる声で「まりえカレ ー一つ!」とオーダー。周りから「あー、やっぱり アイツも同類か」てな空気が(大笑)。 
 カウンターにはフィギアやポスター、声優さんの サイン色紙まで飾ってはあるけど、関連商品の販 売は一切無し。店に流れる音楽はT’veではなく 有線の演歌だし・・・どうやら、それで儲けようという 意識は無いらしい。


 木崎湖キャンプ場はどこかの臨海(湖?)学校が来ているらしく、テントがぎっしりで入れない。桟橋付近ではスク水のお子様であふれているので、写真など撮ろうものなら通報されます(笑)。 

 で、「あの家」ハケーン。実際に一般人の住んでいる家なので、流石にじろじろ眺めるわけにはいかないので前を通り抜けただけだけど、屋根の色以外は本当にそのまんま。あと、庭は思ったより広くて、農家のお宅風です。家の直ぐ向こうが木崎湖で、こんなところで女の子と静かに暮らせたら良いだろうなぁと思う。 
 6話に出てくる木崎神社。 
 小さいけれど雰囲気のある場所で、中の石畳は なかなか立派。
 2話で深衣奈と樺恋が雨宿りした稲尾駅。もの すごくちっちゃい。なんと中には耕運機が置かれて いた。 

 OPの踏み切り。湖が見える以外ただの踏み切 りだけど、ファンならば必ず押さえたいポイント。 

 こういうちょっとした風景を上手く映像に取り込ん でいる辺りが、「おねツイ」の良いところだと思う。


 1話で深衣奈が足を洗っていたローソンの水 場。 
 だからどうだと聞かれても困るけど。(笑)

 OPのスロープ。 
 本当になんの変哲も無い道だけど、作中では効 果的に使われている。 
 作中では、なんとなく学校へ続いている印象だっ たけれど、実は車道から湖畔に降りるための道。

 13話で深衣奈と小石の入浴していたゆーぷ る木崎湖。 
 露天風呂の他に温水プールも併設されている。 
 ちなみに、作中のカットは逆側から撮影されたも のなのだが、そっち側はプールになっているので、 うかつに写真なぞ取っているとタイーホされる危険 があぶないので断念。 
 もちろん露天風呂にも入ったが、当然そのカット も撮影は困難なので・・・・・・。 

 その後、オリンピック街道を抜けて長野市内へ向かい、10年ぶりに会った大学時代の友人宅に泊め 
てもらい、酒飲んで馬鹿話なんかもした。 
 今回の木崎湖行の話をすると「相変わらずだな〜」とか言われた(笑)。 





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