がらもの工具箱

2 特殊っぽい?工具の箱

いわゆる特殊工具とか専用工具も含めての、

あまり頻繁には使わない感じの工具類です。

実は頻繁だったりして…(汗)

 

 4連バキュームゲージ

  

お手頃価格で入手した4連バキューム・ゲージですが、バキュームポンプと

四つ又コックで調べた処、やはり個体ごとの誤差※がありました。

一応、この価格帯のメーターとしては誤差の少ない方だそうですが…

(※指針の0調整後にポンプを使った最大値で目盛り一つ分程度です。)

これを調整するのにも若干の手間が掛かりましたけど、

実際の使用での針のブレ具合に比べれば、僅かな誤差程度は

問題ない範囲かもしれませんし、作業効率を考えれば

やはり4連の方が正確を期する事ができる可能性も否定できません。

(画像は真空ポンプと四つ又を使用して作動させた状態です。)

    

  

 トルクレンチ

  

左のプレセット型のみ国産メーカー製ですが、他はホームセンターで購入した

お買い得品?です。凸凹(雄雌?)のソケットを用いてそれぞれを総当りで

反応のタイミングを比べてみた処、小さいトルク(ボルト)で設定した場合のみ

明らかに真ん中のプレセット型は反応が遅い、つまりボルトを締めすぎてしまう

感じがします。(この製品はヘッドがダルマ型の物もありますが、そちらでも

本体内部の構造が同じなら、更に締め過ぎになる可能性もあります。)

ただ、M6やM8の小サイズで必要な機会はエンジン以外では少ないですし、

日常的に整備している人なら感覚的に必要ない事も多いとは思います

よほどボルトが折れたり外れたりする人は一度使ってみると良いかも?(笑)

結局、本格的な測定ではないものの、左のメーカー製と右のホムセン購入の

プレート型は大筋で同時といえる反応(数値)でした。品物によってかもですけど、

シンプル・イズ・ベストって事で、プレート型が真のお買い得…かな?(^^ゞ

     

 

 ベアリングプーラー

  

赤い箱のはベアリングの内輪に引っ掛けて抜くタイプです。

ハスコーみたいな一流品ではありませんけど…今のところ、コレで充分かな?

黒い箱のは内輪と外輪の両用ですけど、こちらはスライドハンマー式でして、

赤いのよりも大きめのサイズや別売りの爪で各種のベアリングにも対応しています。

ステムベアリング用の専用工具は持ってませんけど、真ん中のギアプーラーに

ワイヤーを掛けてシャフトの支点に厚手の金属板をかませば意外と簡単に抜けます。

少し持ち上がった時点でワイヤーも必要なくなります。車種によってでしょうけど…

また赤と黒は違うメーカーの製品ですけど、赤いセットに付属のアタッチメントを

使用して、黒いセットの爪部分一式が取り付けられるようになっています。

      

 

フォークシール・プッシャー

  

Z2のサービス・マニュアルでは「フロントフォーク・オイルシール・ドライバー」です。

80年代に買った純正品ですが、マニュアルの写真の物よりも長くなっているようです。

ていうか、今では工具店さんでアジャスタブルのを普通に売ってますね。(汗)

ま〜モリワキも36パイですのでセーフ♪(笑) 

カワサキではZ650〜750GP系や一部250クラス、ヤマハSRXやRZも同寸だっけ?

 

     

 

工具箱TOP

軒下モ〜タ〜スTOP   Z2の軒下TOP