北都民謡会の沿革と活動内容

  昭和37年、吉倉正三師が師事する門下生により北都民謡研究会を結成しました。その年金沢・北國講堂で「北都民謡研究会結成記念発表会」を開催し,以降、第14回まで毎年北國講堂で開催,第15回からは、会場を石川厚生年金会館に移し、平成21年の第47回までこの会場で開催しました。平成21年10月この会場の名称が本多の森ホールと変わり、継続して開催、本年令和元年
この会場で「第57回北都民謡会大発表会」を開催。令和2年10月に第58回目の発表会の開催計画でしたが、コロナ禍のため、中止。令和3年10月に第59回の発表会の計画していましたが、8月コロナ禍の緊急事態宣言発令でレッスンの目処立たず、令和4年に延期となりました。
      2019/10/21第57回北都民謡会大発表会(本多の森ホール)東京五輪音頭・・八木節
会員は、現在、金沢市内とその近隣の市町内在住する約60名ですが、舞踊部指導者傘下で発表会に出演している者を含めると約70名が発表会に出演します。会員には、唄と三味線、太鼓と三味線、踊りと唄などふたつ以上の部門をお稽古している者もおり、部門別の延べ会員は、唄に約40名、舞踊に約25名ほか、三味線、尺八、胡弓、民謡太鼓、洋楽器とあり、そしてギターグループもおります。おのおの会員は、これら部門別・指導者の』下で毎週1回以上お稽古に励んでおり、一年を通しての活動は、発表会を目標にお稽古する傍ら、春の「石川県大民謡祭」(毎年歌劇座、毎年3月の第2週末の日曜日に開催し、これに参画・出演しています。。
 初夏の百万石まつり特別協賛「民謡華絵巻」は金沢市民謡協会主催、毎年6月第1週末の日曜日金沢歌劇座で開催しています。これに毎回、本会も参画、出演しています。

 また、百万石まつり「百万石踊り流し」は、毎年6月第1土曜日夕方、片町・香林坊で開催されますが、北都民謡会はこの流しに金沢市民謡協会のメンバーで参加しています。
 年末の12月上旬には、北國新聞社主催の「大民謡まつり」に毎年参加・出演します。
 県・市民謡協会、日本民謡協会主催のコンクールに意欲的に兆戦し、タイトルの獲得や上位入賞を果たしてきた実績があります。特に舞踊では、平成8年から開催の石川県民舞コン-ルで9回出場し、7回優勝(「民謡大賞」の受賞)・2回準優勝を果たしました。

 地元石川県の民謡伝承・普及のため、消えうせようとする民謡の発掘や創作活動にも力を注ぎ、これまで50曲を超える発掘・創作民謡を舞台発表してきました。

 こうした実績によりこれまで岐阜未来博、大阪花博、信州エキスポ、加賀百万石博などの大イベントに参画・出演、平成17年7月石川厚生年金会館で開催した「第100回記念杜の賑わいインいしかわ百万石夢絵巻」に石川県民謡を紹介するとともに観光宣伝にも一役を担いました。また、平成18年の金沢百万石まつり「百万石行列出発式」には、金沢駅東もてなしドーム前で金沢市民謡協会のメンバーとともに「百万石音頭」の演舞をお披露目し、毎年これを継続して出演しています。その他、毎年福祉施設の慰問や敬老会の出演、夏の盆踊りの音頭とりをするなどの機会を与えられ、お蔭様で微力ながら地域社会にお役に立っていることに感謝しております。

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