園での生活


基本的な生活習慣

食事、排泄、着脱、睡眠、清潔は、生活していく上で大切なことです。
子ども自身が保育士の手助けの中で身につけるようにしています。

社会的な生活習慣

あいさつの「おはようございます」「さようなら」などや、食事のマナー(こぼさずに姿勢よく食べる)など、社会生活とつながる習慣は、まわりの大人(親、保育士)がよい手本になってやってみせ、教え伝達しています。

社会的な規則

交通ルール、時間、集団生活などのきまりは、社会生活をする上で、守らなければならないものであり、保育士が子どもに解り易く、正しく教えています。

道徳

年齢に応じた思いやりや感謝の気持ち、正義感といった広い意味での道徳性、人間性は、生活していく上で大切なことであり、ことばや押しつけ(しつけ主義)では身につきません。
「ありがとう」や「ごめんなさい」などという言葉は常に相手の立場に立ってはじめてその意味がわかり、その行動が成り立つものです。このようなことはまわりの良い環境の中で自然に子どもが身につくものです。
これらのことはまわりの大人の関わり方が大切です。私たち保育者と保護者の皆さんと手を取り合って育てていきたいと思います。



あそび

子どもの生活はすべてがあそびと言ってもよいと思います。朝登園してから子どもたちのあそびが始まります。
自分であそびを工夫してあそぶ子や保育士がセッティングしたあそびに取り組む子など年齢や個人差はありますが、自分で目的をもってあそぶことは意欲を育てます。また、友達と一緒に遊ぶ中で協調するなど自分をコントロールする力(自律)が育ちます。

食事

食事は楽しいものです。何でも食べる子にするため、子どもの嗜好を考えたり、食器や盛り付けを工夫したりして和やかな雰囲気の中で友達と一緒に食べる楽しさは豊かな感性を育てることにつながります。
粟崎保育園の食事はカフェテラス式で、子どもが自分の食べたい量を盛り付けします。そうする中で量、数の知識や自分ばかりではなく友達の分もあるという思いやりの心も育ちます。また、陶器の食器を使うことによりモノを大切にする気持ちを育てています。
 ○行事食 誕生会、クリスマス会、新年会、ひなまつり会、お別れ会
 ○除去食 アレルギーのお子さんには除去食を作ります。園より指示書をお渡ししますのでかかりつけの病院で受診してきてください。状況にあった食事を提供いたします。

排泄

排泄は一人一人の生理パターンによって個人差があります。保育園では決められた排泄の時間はありません。次第に自分であそぶ前や外出前にできるようになります。

ひるね

十分な活動の後のひるねは脳の疲れをとると言われ、子どもの生理的な基本欲求であると思います。朝から長い時間身をいっぱいあそぶ子どもには、ひるねは大切です。保育園では年間を通しておひるねをしています。

安全

・10時から2時30分までは玄関は鍵をかけます。
・毎月1回、火災や地震を想定した避難訓練を実施しています。
・防犯ブザー等を設置し、危険なことがあった場合は、警察に連絡すると共に警備会社に防犯ブザーで連絡がいきます。

服装

園内では、自分のあそびに合わせて子供たちが調整できるようにしています。また、衣服の着脱は、子どもの手先の器用性やマナーを育てます。年齢に合った着易いデザインの服を着せてください。