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(C)2003
Somekawa & vafirs

神様と魔女の間で 

走れないタカハシ

ふと気がついたら(というのも変な話かもしれないけれど)
それなりに歳を重ねていた。
確かにロブロイに初めて行った頃は独身だったのに、気がつくと(?)我が長女が高校生になっている。やっぱり、歳をとっているのである。

そのせいかもしれないけれど、最近、「健康」ということが気になるようになってきた。
かつては、深夜まで平気で深酒をしていたし、タバコもスパスパ吸っていた。 禁煙を始めた人々には 「少しくらい不健康・不健全な方がエエんだよ。人間、毒ってもんも多少は必要だぜ」 などとホザイてもいた。

それが、なぜか最近、妙に「健康」ということが気に掛かるようになっている。 これは、もしかすると、僕は本当に歳をとってきたのかもしれない・・・・・。

そこで、取りあえず、「禁煙」をすることにした。
 「酒には『百薬の長』って言葉もあるけれど、タバコは、その箱にも『健康のため吸い過ぎに注意しましょう』なんて書いてあるくらいだし・・・・」  ってな分かったような分からないような「理屈」で。

でも、これがよくなかった。
何日かするうちに些細なことにイライラし、ストレスを感じ、集中力を欠いてしまうようになってしまった。  「これはイカン。怒りっぽくなって逆に周囲に迷惑かけてしまうかもしれないぞ」 と反省(?)した僕は、何の躊躇いも恥も外聞もなく再びフィルターを口にしていた。

だがしかし。また何日かするうちに、僕の心の中の神様が僕に 「そんな意志の弱いことでドウすんの?」 って顔を向けてきて、気弱な僕は神様には逆らえず、スーパーに禁煙用のアメを買いに走るのである。

ところがところが、またまた数日後。今度は、僕の心の中の魔女が僕に 「そんな軟弱でドウすんのよ?少しは不良の方が魅力的だわよ」 って耳元で囁きかけてきて・・・・・・。

タバコをめぐって、神様と魔女の御機嫌をうかがいながら僕はダッチロールを繰り返す、そんな日々が最近続いている。 この先、僕は、いったいどうなってしまうんだろうか?

なお、余談だが。
 「健康」が気になり始めた僕は、得意の勢い(?)で、生まれて初めて「人間ドック」なるものに申し込んでしまい、 その当日が刻一刻と近づくにつれ妙にドキドキしているのである。

 一体ナニをナニされるのか・・・・・・・・。
 本当に、僕は・・・・・・・・・・?

<ロブロイストの日々>  毎・月始め更新いたします。