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Somekawa & vafirs

『ロコモティブシンドローム』

湯口有里子

皆さんはロコモティブシンドロームという言葉を聞いたことがありますか?
ロコモとは「運動器症候群」の事で、加齢による筋肉や骨、関節が衰えて腰痛や膝痛がでたり、 骨粗しょう症になりやすく、将来的に介護や寝たきりになる可能性が高い状態のことを言います。
今回は皆さんがいつまでも元気にロブロイに通うためにも健康講座です。

ロブロイストの皆さんもお店に上がるあの階段を「早くマスターに会いたい」とか「美味しいバーボンを飲みたい」とかの胸のドキドキではなく、 体力不足から息が切れての胸のドキドキでドアを開けるようになっていませんか?
*注 (帰る時に階段から落ちたことのある人はそれはロコモが原因とは限りません・・お酒が入っているからですね^^:)
当てはまる方はいらっしゃいますか?

ロブロイに通っている方の平均年齢ってどのくらいでしょう?
もしも皆さんが男性なら50歳、女性なら30歳を過ぎていたら自分の事として知っていていください。

まずは自分のロコモ度チェック!!。
@  片足立ちで靴下をはけなくなった。
A  何もないところでつまずいたりする。
B  15分以上歩くと腰やひざが痛くなってくる。
C  階段を上がるのに手すりが必要だ。

一つでもあてはまったらロコモの可能性があります!
今、ひざや腰がケガ以外で痛い人は特に要注意です。
多分どんな方でも、年齢を重ねるとバランスがとりにくくなったり、自分の老化を感じたりしたことはありますよね。
体からのサインを敏感にキャッチして今日からでも太ももやお腹まわりの筋肉を鍛えましょう。
筋肉を鍛えるといってもすぐにダンベルを持ったり、ジムに通うのではなく、 普段からきれいな姿勢で立ったり歩いたり、正しい体の使い方を意識するだけで簡単に出来るのです。
コツはお腹に力を入れる(腹圧)、お尻の穴を引き締めてみる…この状態で歩いてみてください。
足をあげるときにモモを使って歩くようになります。

自分の体は自分で守る。
この先、年金だってあてにならない、保険料は上がっていく一方・・・。
そんな時代だからこそ健康で美味しいお酒をいつまでも飲める体でいたいと思いますもんね。
気をつけることはメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)だけではなく、ロコモも気をつけてくださいね。

できたら年内中にロブロイを訪れたことのない夫と息切れせずロブロイの階段を上がりたいな。

<ロブロイストの日々>  毎・月始め更新いたします。