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Somekawa & vafirs

金沢 BAR <主のひとり言>

タイ焼きとタコ焼き

今回はつい最近ラジオで「ヘーッ」と思った事と、新聞からの「な〜るほど」と、 思った話と記事を紹介(というより盗用?)したいと思う。

むかし、ラジオ全盛のころ「話の泉」というNHKの名物番組があった。
小さい頃聴いていた記憶がある。司会者とゲスト3〜4人による毎回テーマに基づいてのトーク番組である。 それを数年前復活「新・話の泉」として月に一回放送している。ゲストとして落語家の立川談志などが出演している。


つい最近野球について実に面白い話をしていた。
(これは当掲示板に書いたので読まれた方にはゴメンです)

外野のフェンスぎりぎりにボールが飛んできたとする。 あわやホームラン。
野手はフェンスによじ登り見事にキャッチ。
ところが勢い余って客席、観覧席の方へ落ちてしまった。

さて捕球したので「アウト」になるか? 観覧席の方へ落ちたので「ホームラン」となるか?という事だったが、ゲストの答えは分れるところ。

答えは、捕球したらどっちに落ちようが「アウト」なのだそうである。

以前あのイチローが試合中、ギリギリに飛んできたボールをフェンスへよじ登り、見事にキャッチ。ただ客席の方へは落ちてはいない。
試合後マリナーズの監督へ記者が尋ねると「イチローは何をやっても今さら驚かない・・・」と言っていた。(さすがイチロー)

ともあれ面白かったのは、野手は観覧席で守ってもいいのだそうである。
これは「ヘーッ」と実に興味深い話であった。

それともう一問である。

これは内野手でも外野手でもいいが、飛んできたボールを被っていた帽子で捕ったらどうだろう?
・・・これは「ノー」駄目なのだそうである。
グローブか素手で捕らないといけないらしい。

これはまあ分かるような気がする。

先に書いたように、観覧席でも守っていいのなら、仮に守ったとしよう。
たまたまそこへ長い柄の付いた虫取り用アミがあったとする。
(この際釣り用アミでもいい)
これまたたまたま飛んできたボールをそのアミで捕れば・・・ということになる。 ひょっとしてもっといい物があるかもしれない。
とまあ“話の泉”楽しい話であった。


さて今度はつい最近の北陸中日新聞、夕刊に載っていた記事である。今年、タイ焼き誕生100周年だそうである。

元祖と言われる東京麻布の「浪速屋」1909年創業だそうである。
初代が大阪より上京、そして始めたので関西の屋号になったらしい。
タイ焼きの前身は「今川焼き」。あの丸い、関西では「回転焼き」と言っていた。 江戸時代、神田の今川橋の側で始まったとのこと、今の形になるまで、ウナギやアユ、 亀や小判など色々な形があったらしいが、やっぱり「めでたい」という事でタイ焼きに定着したようである。

さてだらだらと書いてもしょうがない。なにが面白いかというと。
タイ焼きに「天然モノ」と「養殖モノ」があるのだそうである?・・・・・。

ハテッ、ナニが?・・・と思う。

もしかして皮は「粉モノ」。
自家栽培(日本産)と輸入モノ。
もしくはアンコも?。
たとえば丹波の黒豆使用とか?・・・。
いずれにしろタイ焼きに“海のタイ”は使っていないはずだ。

以前、浜名湖の「うなぎパイ」は、ほんの少しはウナギが入っていると聞いたことがある。 ひょっとしてタイ焼きも僕ら素人が知らなかっただけで、密かに皮かアンコにタイが入っているのだろうか? と無理やり深読みしてみるが、そうではないらしい。

天然モノは昔ながらの一本の「焼き型」のことを言うらしい。

確かに昔はよく見たような気がする。
一本一本タイの形をした焼き型があり、ウラ表と焼いてゆく。
いわばウナギを一匹ずつ焼いているようなものである。

これに対して養殖モノはたこ焼きのように(あそこまで多くはないが)連なっていて、 同時に何個も焼ける合理的な焼き型のことらしい。
今はほとんど養殖モノということになる。

養殖モノが出回りだしたのは、75年のヒット曲「およげ!たいやきくん」の影響らしい。 生産が追いつかなくなり、一度に何匹も焼けるタイ焼き器が普及しだしたらしい。

ともあれ、素直に「な〜るほど」と思ったものである。

東京の御三家と言われる麻布の「浪花屋」・人形町の「柳屋」・よつやの「わかば」はさすがに天然モノで焼いているらしいが、 ともかく今や天然モノは絶滅寸前らしい。

これからタイ焼き屋さんを見かけたら「天然モノ」か「養殖モノ」か、よく見届けようと思う。

なんせ見分けるのは簡単だから。

ということでそこそこ興味深く面白い話しだったのでは、と思うが如何だったでしょうか。

ただ、ここでふと思うのは「たこ焼き」には区分があってもいいのでは、と思うが聞いたことはない。
「明石だこ」とそれ以外、でいいのだろうか?。
ひょっとして天然モノというより、タコは“養殖モノ”が無いのかもしれない。
とすると産地はともかく、すべて天然モノということになる。

なるほど、とナットク・・・した。

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