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(C)2003
Somekawa & vafirs

金沢 BAR <主のひとり言>

ただいま思案中

前回、我が食道がんや採血の事を書いたが、今回も医療ネタとなった。

というのは、歳も60を超え、同じような年齢のお客様との会話が、圧倒的に現在健康であるか否か、早いはなし病気の話になる。
一人が、昔は四十肩で苦しんだ。
と言うともう一人は俺など五十肩もやった。
僕はというと、四十肩もやったが二十歳代のころ坐骨神経痛で苦しんだ。
と言うと、また一人が、俺など腰痛でどれだけ針をブスブス刺されたか分からん。
するともう一人は、首や肩、腰にお灸をちりちりやられたなあ〜。
はたまたバイクで痛い目にあったなあ〜。
俺など酔って階段から落ちた事もあったぞう、エヘン。
とまぁ、何やら昔話は色々経験(失敗)した方が、どうやら勝ち?のようである。

で、現実、現在の話になると、一様に最近は酒に弱くなった。
もしくは量は今でも変わらないが、二日酔いするようになった。
「いかん」となる。
これも一様に、昔はどれだけ飲んでも次の日はスキッ、シャキッと目覚め、会社に行ったものだ、となる。
これに関しては僕もそうであったが、30代の頃までは二日酔いなど知らなかった。
40代になると少しずつ二日酔いしだし、今ではちょっと油断すると次の日、頭は痛いは吐き気もする。
結果水をがぶがぶ飲む羽目になる。

ところで二日酔いの対処方法であるが、まあ色々あるようである。
が色々数あるという事は、ようするに特効薬は無い、という事でもある。
僕など、お寿司屋さんで貰った大ぶりの湯飲み茶わんに塩コンブをひとつまみ入れ、それに梅干し一個を入れお茶を並々と注ぐ。
そして箸でまぜこぜにして飲む。
これが一番、と僕は思っているが、さて即効性があるかというと、無い。
ようするに二日酔い状態でもそれは、その時ちょっと美味しく感じる、飲める、だけのことだ。
まあ、二日酔いを抜け出すには、早い話「時間」しかない。
醒めるのをひたすら待つだけの事である。
ただ医学的には水分?をたらふく取った割には、脱水状態であるらしいので、とにかく水分を沢山取った方が良いらしい。
事実二日酔いの時は喉が渇く。
水分でもフルーツ系が特にいいようである。

ただちょっと面白いのは、二日酔いが収まる時、スーと酔いが抜けていくのが分かる。
ちょうど歯医者さんで麻酔を打たれ、数時間後抜ける時も、不思議なくらいスーと収まるのと似ている。
ともかく酔いがさめると、ほっとするのと同時に、きょうは酒を控えよう、と思うのであるが、やがて夕方になり、カウンターに立つと、 つい数時間前まで二日酔いだったことなど、もうすっかり忘れ、その日もいつものように飲みだすのである。
実に学習能力のない僕である。が、僕だけでもあるまい。
飲兵衛とはそういうものなのである。
何度失敗しても懲りないのが、一人前の飲兵衛なのである。

ましてや僕の場合、肝臓の数値がなぜかすこぶる良いので、尚の事懲りもしないのである。
が世の中そう甘くは無い。
肝臓がいくらたまたま強かったとしても、じゃあ、いくら飲んでも良いかと言うと、もちろんそんなはずは無い。
ひとは肝臓だけで生きているわけではないので、仮に肝臓だけが「知らん顔」していたとしても、その分、ほかの臓器にしわ寄せが来るだろうことは、医者でなくても想像がつく。
30代で胃潰瘍で一カ月入院。
50代になり食道がんになり、三か月入院。
とまあ、偉そうにここに書いている場合ではない。

ちょっと話をゆるく。
肝臓は元気として、何故か風邪にも滅法強い方である。(あった)。
身近な所では今60歳を超えたが、50代10年間をみても風邪をひいた記憶がない。
それ以前はどうかと言うと、全くひかなかったわけではないが、とにかくあまり記憶にない。
ある人が夏風邪、と言われても、夏に風邪のウイルスがあるものだろうかと、不思議に思っていた。
ところがである。
63になった今、今年など夏に風邪を二回もひいてしまった。
もはや強いどころか、人並み以下、となってしまった。
いやだなあ〜と思ってみたところで、「もう我は歳だ」と開き直るしかない。

ところで先日受けた「すこやか検診」の結果が送られてきた。
相変わらず肝臓値はよかったが「前立腺がんの疑いあり」となっていた。
これも「歳だ」で片づけていいものだろうかと、ただいま思案中であります。

<主のひとり言>  毎・月半ば更新いたします。