KNOPPIX(Debian)をLinux未経験者が使う


KNOPPIXはDebianベースのディストリビューションで、LiveCD(インストールすることなくCDのみで使用できるシステム)として使うために作られたものです。
ドイツのKlaus Knopperさんが作成しています。
これを日本語化したもの産業総合研究所(産総研)で(多少のカスタマイズも加えて)作られています。
また派生した作品も多く、日本語版のKNOPPIXも産総研以外にこちらでyak版という通称で配布されています。
使用の目的や利点などの多くの記述は他の詳細なサイトに譲ります。
よくわからないまま使っていた時期の戯言は、「KNOPPIXをLinux未経験者がいじってみる」にあります。
未経験者の試行錯誤を見るにはよいかと思います(多少間違った記述もあります)。

Linuxは優れた要素を持つOSですが、ホームユーザーがWindowsと比較した場合、どうしても使い勝手が劣ります。
Windowsはカスタマイズが容易で、GUIのみでホームユースのすべてを賄うことができます。
Linuxは残念ながら、GUIのみでは操作しきれないので、CUI(文字入力による解決を行う操作環境)を使わなくてはなりません。
そこで、Linux初心者の私が、Windowsの流儀のカスタマイズをKNOPPIXで敢行したら・・・という視点で書いてみます。

KNOPPIXと書きましたが、LinuxのWindows的な使用が目的ですから、LiveCDではなくHDインストール環境を基準にします。
ただ、継続的なホームディレクトリを使うとほとんど同じになることもあるので、そちらからも触れるでしょう。
Windows Updateとの対比の意味もあるので、apt-getによる更新を行う環境を使います。
この結果、Debianにとても近い状態になります。一応、Sargeで使う方向で行く予定です。

この部分、ちょっと変更(2004/12/27)。
>ノートを主環境にする予定です。
>また、最新のKNOPPIX環境もデスクトップにインストールして多少は触れていくつもりです。
>デスクトップにはLinuxの主環境として別にDebian(Sarge)も使います。
>ということで、過去の記述にゲリラ的に付けたしなどもすると思います。

KNOPPIXはデスクトップ(ThinkCentre)へインストールして、Sargeとして使用します。デスクトップとノートには純正のDebian Sargeが入っているので、それらと比較しながら使う予定です。

通常使用

KNOPPIXのハードディスクへのインストール(2005/4/12)


特殊な使い方

QEMUでWindowsからKNOPPIXを起動(2004/9/23)



館主の戯言に戻る
トップに戻る