能 【半蔀】のあらすじ
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幕が上がりシテの登場です。演者がいちばん緊張する時です。
前シテの出
長い橋掛かり(シテが現実の世界から霊魂の別世界へと通じる道)を歩み ようやく舞台の端に辿りつきました。そして自分は里女の姿をしてるが”夕顔”であると謎めいた名乗りをするのです。
里の女
小面《若い女に用いる》をつけ、摺箔(金又は銀箔の地模様のあるもの)の小袖を着、その上に色入唐織を重ね、手には中啓を持っています。